初めてカードローンを利用する方に人気のアコム。消費者金融ということで「金利が高いのでは?」と考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、アコムの金利は消費者金融の中では平均的で決して高くありません。金利を下げたり、利息を抑えたりする方法もあります。
また、初回最大30日間の無利息期間を利用できるため、「金利が気になる」「利息を安くしたい」と思っている人におすすめのカードといえるでしょう。
この記事では、アコムの金利が気になる方へ、適用される金利や他社との比較、利息を下げる方法について紹介します。
カードローンの利用を考えている方は、ぜひ参考にしてください。
結論(この記事のポイント)
- アコムの金利は消費者金融の中では平均的
- アコムの金利は契約極度額(利用限度額)と審査で決まる
- 適用金利を引き下げる方法もある
- できるだけ利息を減らしたいなら無利息期間を活用する
アコム | |||
---|---|---|---|
![]() |
利用限度額 | 審査時間 | 融資までの時間 |
1万円~800万円 | 最短20分※1 | 最短20分※1 | |
金利(実質年率) | 無利息期間 | 土日の借入 | |
3.0%~18.0% | 初回最大30日間 | 〇 | |
パート・アルバイト | 学生 | 専業主婦 | |
〇※2 | 〇※2 | ×※2 | |
おすすめポイント | |||
|
- 1…お申込時間や審査によりご希望に添えない場合がございます
- 2…20歳~72歳のお勤めで安定した収入があれば、学生、主婦(主夫)、年金受給者などでも申込可能。専業主婦(専業主夫)、収入が年金のみの方は申込不可
目次
アコムの金利は高い?他の大手消費者金融や各種ローンと比較
結論からいえば、アコムの金利は高くありません。消費者金融の中では平均的な金利です。
ここでは、アコムの金利設定や他の大手消費者金融、各種ローンとの金利比較について紹介します。
アコムの金利設定は高くない
アコムの金利は3.0%〜18%と、消費者金融の中では平均的な金利です。
【アコムの金利設定】
3.0%〜18% : 契約極度額(利用限度額)が大きくなるほど適用金利が下がる
適用金利は契約極度額と審査結果で決まるため、自分に適用される金利は契約しないと分かりません。また、適用金利は契約極度額が大きくなるほど低くなります。
アコムは初回最大30日間の無利息期間がある
アコムは初回契約に限り「最大30日間金利0円サービス(初回最大30日間無利息)」が利用できます。利息の負担を抑えたい人におすすめなサービスです。
「初回最大30日間の金利0円サービス」の適用条件と注意点は次のとおりです。
【初回最大30日間金利0円サービスの適用条件】
- 初回契約日の翌日から最大30日間の利息が無料
- 30日以内に追加借入した分も対象
【初回最大30日間金利0円サービスの注意点】
- アコムでの契約が初めての方が対象
- 契約日の翌日から適用される(借入日の翌日からではない)
「初回最大30日間金利0円サービス」は、借入日ではなく契約日の翌日から適用される点に注意が必要です。このため、利息を抑えるには借入日の直前か当日に契約を行うのがベストです。
初回契約日の翌日から30日以内であれば、繰り返し借入や返済を利用できます。
無利息期間内に借入残高の全額を返済すれば、金利0円で完済が可能です。一方、31日後以降にも借入残高の返済が必要な場合は、その借入残高にのみ通常の金利が適用されます。
他の大手消費者金融と比較
アコムと他の大手消費者金融を比較すると、金利や限度額、無利息期間など差はほとんどありません。アコムの金利は、消費者金融の中で平均的といえるでしょう。

消費者金融名 | 金利(実質年率) | 契約極度額 | 無利息期間 | 融資時間※ |
---|---|---|---|---|
アコム | 3.0%~18.0% | 800万円 | 初回最大 30日間 |
最短20分 |
プロミス | 4.5%~17.8% | 500万円 | 30日間 | 最短3分 |
アイフル | 3.0%~18.0% | 800万円 | 30日間 | 最短18分 |
SMBCモビット | 3.0%~18.0% | 800万円 | なし | 最短15分 |
- 審査時間・融資時間は、申込時間や審査状況などによって希望に沿えない場合あり
なお、借入の金利(実質年率)の上限は2010年の利息制限法と出資法の改正によって引き下げられました。
【利息制限法の上限金利】
- 元本合計10万円未満の場合 : 年20%
- 元本合計10万円以上100万円未満の場合 : 年18%
- 元本合計100万円以上の場合 : 年15%
これにより、以前に比べてカードローン利用者の金利負担が軽減されています。
他のキャッシングや目的別ローンと比較
アコムなど消費者金融のカードローンを、他のキャッシングや目的別ローンと比較してみましょう。

借入種別 | 金利(実質年率) | 契約極度額 | 無利息期間 | 融資スピード |
---|---|---|---|---|
消費者金融 カードローン |
3.0%~18.0%程度 | 1万円~ 800万円程度 |
〇 | 最短3分~当日 |
銀行カードローン | 1.5%~14.5%程度 | 1万円~ 800万円程度 |
△ | 最短当日~数日 |
クレジットカードの キャッシング |
15.0%~18.0%程度 | 1万円~ 300万円程度 |
× | 最短1~2週間ほど |
自動車ローン | 1%~10.0%程度 | 30万円~ 1,000万円程度 |
× | 最短当日~数日 |
住宅ローン | 0.3%~6.0%程度 | 1,000万円~ 1億円程度 |
× | 最短1~2週間ほど |
- 「〇…ほとんどが対応」「△…一部のみ対応」「×…対応不可」
消費者金融のカードローンは無利息期間があるほか、融資スピードが早いため、誰でも借りやすい点が大きなメリットです。
また、総量規制の対象になるため、年収の3分の1を超えた借入ができず、返済負担が大きくなりにくいのも特徴です。
【総量規制とは?】
「返済能力を超える貸付」を防止するため、貸金業者からの借入を原則として年収の3分の1以内とするルールです。消費者金融やクレジットカード会社からの借入が該当します。
例えば年収300万円の方の場合、他の貸金業者を含めた借入可能額は最高100万円となります。
【例】年収300万円の場合
- アコムのみ借入の場合 : 最高100万円(アコムの契約極度額)
- 他社の借入もある場合 : 最高100万円(他社とアコムの契約極度額の合計)
消費者金融のカードローンは目的別ローンと異なり、資金使途や借入・返済が自由な点もメリットといえるでしょう。
アコムの金利・利息はどう決まる?
アコムの金利はどうやって決まるのでしょうか。ここでは、アコムの金利の決まり方や最低返済額について紹介します。
※利息金額については、公式サイトの利息の計算方法を参考にしてみてください。
金利は契約極度額(利用限度額)によって決められている
アコムの金利は、契約極度額ごとに決められています。このため契約が完了し、契約極度額が決まらないと、自分に適用される金利は分かりません。
金利は契約極度額が大きくなるほど低くなる傾向があります。
アコムを初めて利用する場合は、上限金利18.0%が適用されるケースが大半です。
ただし、初めて利用する場合でも契約極度額が100万円を超える場合は、15%以下の金利が適用されるケースもあります。
契約極度額(利用限度額)は審査によって決まる
アコムの契約極度額は、主に次の要因を総合的に審査して決められます。
- 1
- 返済能力の高さ
- 2
- 信用情報
- 3
- 他社の借入状況
- 4
- 返済比率
- 1
- 返済能力の高さ : 年収の高さや収入の安定度から判断されます。また、同居家族(扶養家族)の有無や人数、家賃や住宅ローン負担の有無なども判断材料になります。
- 2
- 信用情報 : 信用情報機関から得られる申込者のローン申込実績、返済実績、事故情報の有無などから判断されます。
- 3
- 他社の借入状況 : 銀行やクレジットカード会社、消費者金融からの借入状況から判断します。
- 4
- 返済比率 : 収入に占めるローン返済額の比率のことです。返済比率が高いほど審査で不利になります。
自分に適用されている金利を確認する方法
アコムの金利は、契約極度額に応じて異なります。
自分に適用されている金利は、次の3つの方法で確認できます。
- マイページのメニューにある「明細書の確認」で確認する
- アコム公式アプリで確認する
- ATMの利用明細書で確認する
このうち、マイページから確認する場合は、8桁の会員番号とWebパスワード(または4桁の暗証番号)の入力が必要となります。
一方、アコム公式アプリであれば、スマートフォンの生体認証で適用金利や利用状況を確認できるほか、24時間最短10秒(※金融機関により異なります)で振込融資が受けられます。
アコムの返済シミュレーションツールで返済計画をチェック
アコムは、「ご返済シミュレーション」に借入希望額や借入利率などを入力することで、次の3つを確認することができます。
【借入希望額に対して】
- 返済金額(毎月いくら返済すればいいか)
- 返済金額(どのくらいの期間返済すればいいか)
- 返済金額の内訳(元金・利息・毎月返済後の残高)
「ご返済シミュレーション」を利用することで、事前に「毎月の返済額」や「返済期間(回数)」などを知ることができます。画的な返済を行い、利息を抑えるため、借入前に返済計画を立てておくのがよいでしょう。
アコムの最低返済額は?
最低返済額とは、借入残高に対して毎月必ず返済しなくてはならない最低金額のことです。
具体的には、毎月の決まった返済額(約定返済額)が最低返済額にあたります。
アコムの返済金額について詳しくは、公式サイトも参考にしてみてください。
最低返済額は変更できる
最低返済額は大きいほど利息負担・総返済額ともに抑えることが可能です。ただし、毎月の返済が負担となっている場合は、最低返済額を減らしたいと考える方も多いでしょう。
アコムは、借入残高が減った場合でも、自動的に最低返済額が変更されません。当初設定された最低返済額が引き続き適用されるので、変更したい場合は自身で行う必要があります。
毎月の返済が厳しい方は、次の方法で最低返済額を減らすこともできます。
【最低返済額を減らす方法と注意点】
- マイページメニューに表示されている「返済額の変更」から手続きを行う
※メニューに「返済額の変更」が表示されている場合のみ変更可能 - アコム総合カードローンデスクへ電話をして手続きを行う
アコム総合カードローンデスク:0120-629-215(受付:平日9時~18時)
アコムの返済期間は?
アコムの総返済額は返済期間によって異なり、返済期間が長くなるほど利息負担が増える点に注意が必要です。
まず、アコムで可能な最長返済期間について見てみましょう。
アコムの最長返済期間は?
アコムの最長返済期間は返済金額(先に紹介した「契約極度額」と「借入残高」ごとに決められた「最低返済額」)によって次のように異なります。
- 最低返済額は「アコムの最低返済額はいくら?」を参考にしてください。
最低返済額が4.2%以上の場合 | 最終借入日から最長3年0カ月・1回~31回 |
---|---|
最低返済額が3.0%以上の場合 | 最終借入日から最長4年11カ月・1回~51回 |
最低返済額が2.5%以上の場合 | 最終借入日から最長5年9カ月・1回~60回 |
最低返済額が2.0%以上の場合 | 最終借入日から最長8年7カ月・1回~89回 |
最低返済額が1.5%以上の場合 | 最終借入日から最長9年7カ月・1回~100回 |
- 出所:アコム
- 最低返済額の1.5%~4.2%の各数値は、最低返済額の算出に使用される借入金額に対する「一定の割合」
返済期間は短いほどよい
返済期間は短く・返済回数を少なくする方が総返済額を減らせます。
ただし、無理な返済は家計上の負担となるので注意が必要です。借入金額や借入残高、返済期間のバランスを取ることが大切といえるでしょう。
アコムで金利や利息を下げる方法
アコムで金利や利息を下げるには、いくつかの方法があります。
ここでは、次のとおり効果の高い方法を5つ紹介します。
①初回最大30日間の無利息期間を活用する

アコムで初めて契約する方は、最大30日間の無利息期間が利用できるので、ぜひ活用しましょう。
ただし、無利息期間は「借入の翌日」からではなく、「契約の翌日」から適用になるので注意が必要です。このため、借入は契約直後に行うのが効果的です。
なお、無利息期間終了後は残高にのみ通常金利が適用されるため、可能な範囲で無利息期間中に返済を進めることをおすすめします。
②繰り上げ返済をする

アコムに限らずカードローンは繰上げ返済をすることで、利息を抑えることが可能です。
繰上げ返済とは、毎月の決まった返済額(約定返済額)以上の金額を増額で返済することです。このため、利息負担を減らしたいのであれば、繰上げ返済を検討するのもよいでしょう。
繰上げ返済の方法と注意点は次のとおりです。
【繰上げ返済の方法】
- 口座振替(自動引き落とし)以外の場合 : 最低返済額+増額返済分を入金・返済する
- 口座振替(自動引き落とし)の場合 : アコム総合カードローンデスクへ問い合わせ
アコム総合カードローンデスク 0120-629-215(受付:平日9時~18時)
【繰上げ返済の注意点】
- 毎月の返済額(約定返済額)を増額することはできない。繰上げ返済をするには返済の都度、最低返済額+増額返済分を入金・返済する必要がある
- 口座振替(自動引き落とし)の場合は、繰上げ返済の都度アコム総合カードローンデスクへ連絡する必要がある
なお、繰上げ返済で残高が減った場合でも、金利に変更はありませんが、同じ返済額でも元本の割合が増えるため、さらに返済が進みやすくなります。
金額に余裕がある時に、可能な範囲で繰上げ返済をするとよいでしょう。
③一括返済をする
アコムでは、借入残高をまとめて一括返済することも可能です。
一括返済の方法と注意点は次のとおりです。
【一括返済の方法】
- インターネットで返済 : 利用している金融機関(インターネットバンキング)口座からアコム口座へ振り込む
- アコムATMで返済 : アコムのATMで返済する
- 提携ATMで返済 : コンビニやショッピングセンターに設置のアコム提携ATMで返済する
- 振込 : 金融機関からアコム指定の口座へ振込で返済する
【一括返済の注意点】
- ATMで一括返済した場合、1,000円未満の端数が残る
- 1,000円未満の端数は「無利息残高」として残り、利息や手数料がつかない。また、支払い期限も設定されない

一括返済した場合は、返済までの利息が日割計算され、返済以降は利息がかかりません。
ボーナス時など、まとまったお金がある時に一括返済を検討するのもよいでしょう。
④契約極度額(利用限度額)を増額する
アコムは、契約極度額(利用限度額)が高くなるほど金利が下がります。このため、契約極度額を増額すると金利負担を減らすことができます。

ただし、契約極度額を増額するには増額審査が必要です。マイページメニューに「ご利用可能額を増やす」と表示されている場合は、そのまま増額申請が可能です。表示されていない場合は、アコム総合カードローンデスク(0120-629-215)から申し込みます。
また、自動契約機(むじんくん)から増額申請を行うことも可能です。
なお、増額は土日でも申し込み可能で、審査結果は原則として当日中に分かります。
増額申請によいタイミングとは?
アコムの増額申請には、次のとおり適したタイミングがあります。
- アコムから増額案内が来たとき
- 他社ローンの返済が終わったとき
- 自身の収入が上がったとき
まず、アコムから増額案内のメールや電話が来たときは、増額申請に適したタイミングといえます。ただし、増額案内が来たからといって、必ず増額審査に通るわけではないので注意が必要です。
他社ローンの返済が終わった時も、増額申請に適したタイミングといえるでしょう。ただし、消費者金融など貸金業者の貸付は、総量規制によって年収の3分の1までに限定されています。アコムで増額したい場合、総量規制に抵触しないことを確認してから、増額申請する必要があります。
また、自身の年収が上がったときも増額申請によいタイミングです。ただし、年収が上がったことを証明するため、収入証明書類を提出する必要があります。このため、アプリや自動契約機(むじんくん)から増額申請せずに、まずはアコム総合カードローンデスク(0120-629-215)へ相談することをおすすめします。
増額申請のリスクや注意点
増額申請は、審査に通れば契約極度額(利用限度額)がアップし、金利が下がりますが、次のようにリスクもあるので注意が必要です。
- 延滞などで返済実績が悪いと減額されるケースも
- 審査中に追加の借入ができない
- 総量規制の上限に近づく
増額申請を行うと、これまでの返済実績や他社の借入状況が調査されます。延滞など返済実績が悪い場合や、他社借入が大きく増えている場合は、減額される可能性もあるので注意が必要です。
また、増額審査は原則的に申し込み当日に完了しますが、増額審査中は追加の借入ができない点にも注意が必要です。
その他、増額申請を行なった結果、総量規制の上限に近づく場合もあるので注意が必要です。総量規制とは、貸金業者からの借入を年収の3分の1までに制限する法律上の定めです。このため、他社借入の状況も考慮し、総量規制に抵触しないよう増額申請する必要があります。
⑤金利の引き下げ交渉をする
アコムでは、電話で金利交渉ができるため、優良顧客であれば金利を引き下げられる可能性があります。
どのような場合に優良顧客と判断されるかは明らかにされていませんが、一般的に次のような方が該当すると考えられます。
- 職業や年収、家族構成などの属性からリスクが低いと判断される
- 返済実績が良好である
- アコムで継続して一定の借入実績がある
- 他社で一定の借入実績がある
このうち、他社で一定の借入実績がある方は、金利交渉に成功する可能性が高いとされています。これは、金利の引き下げによって、借入をアコムへ一本化してもらえる可能性があるためです。
アコムで手数料や遅延損害金のリスクを抑えるのによい返済方法は?
アコムはさまざまな返済方法に対応しており、ネットやATMの場合は土日祝日、24時間返済可能です。ただし、提携ATMや振込の場合は手数料がかかる点に注意が必要です。
返済方法 | 24時間対応 | 土日祝日の対応 | 手数料の負担 | 手数料 |
---|---|---|---|---|
ネット | 〇 | 〇 | 無料 | 0円 |
アコムATM | 〇 | 〇 | 無料 | 0円 |
提携ATM | 〇 | 〇 | あり | 10,000円以下は110円、10,001円以上は220円 |
振込 | × | × | あり | 金融機関により異なる |
口座 振替 |
× | × | 無料 | 0円 |
なお、アコムで返済が遅延した場合は、年率20%の遅延損害金が発生しますので、余裕をもって返済・入金しておいた方がよいでしょう。
特に振込の場合、アコムの休業日に返済しても翌営業日扱いとして処理される点に注意が必要です。
アコムの返済で手数料や遅延損害金を発生させないための注意点は次のとおりです。
- ネットやアコムATM、口座振替で返済する(提携ATMは手数料がかかる)
- 振込の場合、アコム休業日の前に返済する(休業日だと翌営業日扱い)
続いて、それぞれの返済方法について手順や注意点を紹介します。
ネットで返済

ネット返済とは、利用している銀行からインターネットバンキングで返済する方法です。
手数料無料で、土日祝日を含め24時間返済可能ですが、所定のメンテナンス日は返済できないので注意が必要です。
【返済方法】
-
STEP1
マイページにログイン
-
STEP2
「インターネットで返す」を選択
-
STEP3
返済金額などを入力し「金融機関でお手続きを進める」をクリック
-
STEP4
インターネットバンキングで返済する
アコムATMで返済

アコムは、全国各地に設置されているアコムATMで返済することが可能です。
手数料無料で、土日祝日を含め24時間返済可能ですが、ATMによって営業時間が異なる場合もあるので注意してください。
アコムのATM検索はこちら
【返済方法】
-
STEP1
アコムATMにカードを入れて4桁の暗証番号を入力
-
STEP2
「ご返済」のボタンを選択
-
STEP3
現金を入れ「読取」を選択
-
STEP4
内容に間違いがなければ「確認」を選択して返済する
提携ATMで返済

提携ATMとは、コンビニエンスストアやショッピングセンターなどに設置されているアコム提携のATMです。
土日祝日を含め24時間返済可能ですが、ATMによって営業時間が異なる場合があり、手数料がかかる点に注意が必要です。
【提携ATMの手数料】
- 取引額10,000円以下の場合 : 110円
- 取引額10.001円以上の場合 : 210円
【返済方法(セブン銀行ATMの場合)】
- 提携ATMによって手順が異なる
-
STEP1
ATMにカードを入れて希望取引から「ご入金(返済)」を選択
-
STEP2
4桁の暗証番号を入力し「カードローン」を選択する
-
STEP3
「ご返済」のボタンを選択
-
STEP4
現金を入れ内容に間違いがなければ「確認」を選択して返済する
なお、セブン銀行ATMの場合はスマホアプリからQRコードを読み取って返済することも可能です。
振込で返済

振込で返済とは、アコム指定の銀行口座へ金融機関やATMから振込で返済することです。
金融機関やATMの営業時間のみ返済手続きが可能で、所定の振込手数料がかかる点に注意が必要です。
また、振込返済には次のとおり注意点があるので事前に確認のうえ返済をしてください。
【振込返済の注意点】
- 振込先口座は人によって異なる
- 振込時に「氏名+会員番号(カード記載の番号)」の入力が必要
- アコム休業日に返済した場合は、翌営業日扱いとなる(着金日に返済したとして処理される)
- 申し込み時に「明細書の送付」を希望した場合、振込で返済すると取引明細書が郵送される
【返済方法】
-
STEP1
マイページにログインして「振込で返す」を選択
-
STEP2
個別の振込先情報が表示されるので確認する
-
STEP3
確認した口座へ振込で返済する
口座振替(自動引き落とし)で返済

口座振替(自動引き落とし)とは、銀行口座からの引き落としで返済する方法です。
引き落し日は毎月6日固定で、6日が金融機関の休業日にあたる場合は、翌営業日の引き落としになります。
また、初回返済時にマイページから引き落とし口座の登録が必要です。
【引き落とし口座登録方法(初回返済時のみ)】
-
STEP1
マイページにログインして「口座振替(自動引き落とし)のお申し込み」を選択
-
STEP2
「口座登録はこちら」から引き落とし口座を登録する
-
STEP3
登録した口座内容を確認して「金融機関サイトへ」を選択
-
STEP4
金融機関サイトで手続きを行い、最後に必ず「収納企業に戻る」「収納企業へ通知」などのボタンを押す
-
STEP5
アコムの画面に戻ると「口座振替の登録が完了しました」と表示される
おすすめは「口座振替」
5つの返済方法を比べると、手数料無料という点でネット返済やアコムATM、口座振替がおすすめです。
中でも口座振替は、毎月自動的に返済されるため、返済忘れを防ぐことができ、遅延損害金が発生するリスクを減らすことができます。
このため、通常は口座振替で返済を行い、余裕がある時にネット返済で追加の返済をするのがよい方法といえるでしょう。
アコムの返済期日で返済忘れや利息の負担を減らすのによい方法は?
アコムでは、返済期日を「毎月指定日」「35日ごと」の2つから選ぶことが可能です。
ここでは両者の違いと、どちらがおすすめなのか、返済期日の変更方法について紹介します。
毎月指定日の返済
毎月指定日の返済とは、希望する返済日を指定して、毎月決まった日に返済する方法です。
毎月の指定日がアコムの休業日の場合は翌営業日が返済期日となります。
ただし、指定した期日より15日以上前に入金すると前月の追加入金として処理されます。この場合、返済期日は更新されず、当月の返済が行われていないことになるので注意が必要です。
また、返済方法に口座振替を選択した場合、返済期日は6日に設定され変更できません。
35日ごとの返済
35日ごとの返済とは、初回は借入日の翌日から35日目、次回以降は前回返済日から35日目が返済期日となる返済方法です。
ただし、35日ごとの返済は毎月の返済日を把握しにくい点に注意が必要です。
返済期日に返済が行われないと、延滞によって遅延損害金が発生する可能性があるので注意しましょう。
おすすめは「毎月指定日の返済」
アコムでは、返済期日を「毎月指定日」「35日ごと」から選択できますが、特別な事情がない限り、「毎月指定日」にするのがよいでしょう。
返済期日を「毎月指定日」にするメリットは次のとおりです。
【返済期日を「毎月指定日」にするメリット】
- 返済日の間隔が短いため早く返済が進み、利息負担が小さくなる
- 毎月の返済日が決まっているので入金を忘れにくい
なお、返済期日は「毎月指定日」と「35日ごと」で変更可能です。
返済期日の変更は自動契約機(むじんくん)かアコム総合カードローンデスクで行うことができます。ただし、返済方法に口座振替を選択している場合は、返済期日の変更はできません。
返済期日に関する注意点
アコムは、返済期日までに返済できないと場合によっては延滞扱いとなり、遅延損害金が発生したり、信用情報にキズがつく可能性もあります。
ここでは、アコムの返済期日に関する注意点をまとめました。
【アコムの返済期日に関する注意点】
- 返済期日に入金が間に合わない場合
- 返済期日を過ぎてしまった場合
- 毎月6日の口座振替(自動引き落とし)ができなかった
返済期日に入金が間に合わない場合は、前もってアコム総合カードローンデスクに連絡しましょう。返済期日の変更を含めて相談に応じてもらうことができます。
一方、返済期日を過ぎてしまった場合は、マイページの「お知らせ」にある「次回のお支払期日に関するお知らせです」から支払日を登録し、登録した期日までに支払いを行ってください。
また、毎月6日の口座振替(自動引き落とし)ができなかった場合は、「インターネット返済」「ATMでの返済」「振込での返済」のいずれかを選び、自身で返済を行う必要があります。再度、口座振替(自動引き落とし)が行われるわけではないので注意が必要です。
合わせてこちらもチェック!
アコム以外の方法で金利の負担を減らしたいなら
アコムの返済が苦しく、少しでも返済の負担を減らしたい場合はどうすればよいのでしょうか。
ここでは、「低金利のカードローンへの借り換え」「おまとめローンへの切り替え」の2つの方法を紹介します。
低金利のカードローンに借り換えをする
アコムは消費者金融のカードローンであるため、上限金利がやや高く設定されています。このため、銀行など低金利のカードローンへ借り換えすることで毎月の返済額を抑えることができます。
金利(実質年率) | |
---|---|
アコム | 3.0%〜18.0% |
三井住友銀行カードローン | 1.5%〜14.5% |
楽天銀行スーパーローン | 1.9%〜14.5% |
東京スター銀行 カードローン |
1.5%〜14.6% |
ただし、銀行カードローンでも、あくまで借り換え可能な商品を選ぶ必要があるので注意が必要です。
また、審査はアコムの借入残高も加味して行われます。このため、申し込みの際に「資金の使い道」で「他社カードローンの借り換え」を選択すると審査に通りやすくなります。
おまとめローンに切り替える
アコム以外にも複数社からの借入がある場合は、おまとめローンにまとめることで、毎月の返済額を抑えられる可能性があります。
ここでは、A社とB社からそれぞれ10万円の借入があり、毎月5,000円ずつ(合計10,000円)返済していた場合で考えてみましょう。
例えば次のように銀行のおまとめローンへ借り換えると、毎月の合計返済額を大幅に抑えることができます。
借入残高 | 毎月の 合計返済額 |
|
---|---|---|
A社・B社 | 合計20万円 (各10万円) |
10,000円 (各5,000円) |
楽天銀行スーパーローン | 20万円1本に まとめる |
5,000円※ |
東京スター銀行おまとめローン | 20万円1本に まとめる |
7,318円※ |
- 適用金利によって異なる場合あり
他にも、おまとめローンへ借り換えすると、返済日をまとめられるというメリットもあります。
ただし、あくまで「おまとめ」が可能なカードローンを選ぶ必要があるので注意してください。
また、おまとめローンの多くが返済専用のローンとなっており、新規の借入ができない点にも注意が必要です。
【まとめ】アコムを利用する際は金利・利息を抑えて計画的に活用しよう
アコムの金利と利息について紹介してきました。
最後にもう一度要点をまとめます。
- アコムの金利は3.0%〜18.0%、消費者金融では平均的
- アコムの金利は契約極度額(利用限度額)と審査で決まる
- 無利息期間を利用すれば利息を抑えることができる
- 繰上げ返済や一括返済で総返済額を抑えることができる
- 金利を引き下げる方法もある
- 返済方法は口座振替がおすすめ
- 支払いが厳しい場合は低金利のカードローンやおまとめローンへ借り換える
アコムは賢く利用することで、大幅に利息を減らすことが可能です。
利用を検討する場合には、ぜひ本記事の内容を参考にしてください。
アコムの金利でよくある質問
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利息はどのタイミングで発生しますか?
借入日の翌日から発生します
ただし、初回契約時に限り「契約日の翌日」から最大30日間無利息で借入できます。(「借入日の翌日」ではない点に注意)
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初めてアコムを利用するときに金利を抑えるための注意点はありますか?
収入証明書を提出して借入希望額(契約極度額)100万円以上で申し込みしましょう
ただし、どの金融機関でも契約極度額が高くなるほど、審査は厳しくなる傾向にあります。また、100万円以上の限度額で契約するためには、総量規制(年収の3分の1を超える貸付けは原則禁止)を超える300万円以上の収入を得ている必要があります。
総量規制をクリアできない場合や審査が不安な場合は、まずは最低限の借入希望額で申し込んだほうが良いでしょう。借入・返済の実績を積んでから金利を抑えられるように各方法を試すのがおすすめです。